救世国民同盟2007年マニフェスト

─弱肉強食の改革から助け合いによる人類と文明生き残りの改革へ─

 

          　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　救世国民同盟代表

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　久保田英文著

目次
1.　新経済システムを導入します。
2.　新年金制度を導入します。
3. 福祉を回復・増進させるため、消費税の税率を5パーセント切り上げます。
4.　教育改革
5.　新交通システム
6.　バリアフリー社会の実現
7.　地球温暖化防止
8.　宇宙開発
9.　国防の充実

 

1.　新経済システムを導入します。

 

★先進的な情報経済システム

新経済システムとは、電子マネーと情報ハイウェーとコンピューターデータバンクを結び付けた新しいコンピューター情報ネットワークを建設して、そのネットワークを通じてお金のやりとりを記録するものです。すべての国民が、電子マネーを出し入れするための電子財布を与えられ、電子財布を使ってお金のやりとりをすることになります。

 

 

★お金がただでもらえる

新経済システムを導入すれば、大人は一人1万8千円程度を毎月、ただでもらえます。但し、このお金で買えるのは政府が指定する生活必需物資だけです。このお金で、例えば、食料を小売店で買ったり、下着を買ったり、日常雑貨を買ったり、ラーメン屋でラーメンを食べたり、ファミリーレストランでステーキを食べたり、ハンバーガーを食べたり、美容院や銭湯に行ったり、クリーニング店に洗濯を頼んだりなど、することができます。しかし、生活必需品以外の電化製品や、旅行などは働いて手に入れなければならないので、労働意欲は損なわれません。15歳以下の子供に対しては毎月1万2千円程度です。

 

 

★税制改革

新経済システムの基礎となる現金口座は銀行にあり、そこで現金のやりとりが記録され、税制もそれに基づいたものになり、不公平税制が解消されます。すなわち、銀行は現金口座の記録に基づいて個人の収入の総額を税務署に報告します。そして、その個人は現金口座の記録に基づいて自分からプライバシーを公開して税金の控除を申請します。以上に基づいて税務署は累進課税を行います。その結果、税制がガラス張りになり、不公平税制が解消されます。納税に関する作業の簡素化が可能となります。

 

 

★景気上昇

新経済システムを通じてお金をもらえるので、国民生活が下支えされ、国民の消費が増えると考えられます。これにより、景気が上昇します。しかも、そのお金は、経済学上、価値資本という特殊なものなので、政府の財布は傷まず、財政の悪化をもたらしません。

 

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△詳しくは、拙著「新経済システムによる資本主義の補完」をお読みください。