小泉首相のお言葉
2002年2月1日


「改革無くして成長なし」という。
しかし、代表が発案し主張する新経済システムを導入すれば、
日本経済に毎年25兆円の栄養剤を注入する景気対策が可能であり、
激痛を伴う改革無しに日本経済が成長しうるのだ。
行政改革・政治改革・規制改革が必要なことはたしかだが、それだけではだめだ。
安心を与える需要創出策が必要だ。
新経済システムこそ、この要請にこたえうるのだ。
「聖域無き構造改革」という。
しかし、否定されるべき聖域とは利権の温床となっていた聖域であり、
国民生活に密着し国民生活を支え得てきた領域は残されるべきだ。
住宅金融公庫の廃止は改革の目玉を作りたいがため、
国民の便益を無視して行うものだ。
郵便事業の全面開放は
全国津々浦浦で住民に密接したサービスを行っている郵便局の公益性を無視し
小泉首相の持論を実現して体面を保ちがたいがために
行うものだ。
小泉首相のモデルは明らかにアングロ・サクソン流の改革だ。
「富む者はますます富め、貧しい者はどうにでもなれ。」というものだ。
救世国民同盟が政権を握るのが間に合えば、
住宅金融公庫を存続させ、郵便事業の全面開放は行なわないことを約束する。
☆聖域無き構造改革とはすべてをアングロ・サクソン流に変えることだ。
小泉構造改革の理念とはアングロ・サクソン流の市場絶対主義であり
すべてにおいて経済的計算的合理性を貫徹して助けあいを否定することだ。
「一内閣一閣僚」といった。
理非は正さねばならない。
責任をとるべきものは責任をとらなければならないのが政治だ。


★小泉外交の本質
2002年11月10日

約束は守らなければならない。
約束したことが守られなければ
約束の意味がなくなる。
信頼の基盤が崩れ
外国と条約という約束を結んでも、
意味がないことになる。
約束をした人間を更迭し、
日本政府の方針が変更されたと説明すれば
それでよいという意見もある。
それでは方針を変更した場合、
約束した人間を更迭さえすれば
どんな約束でも自由に反故にしてよいということになる。
条約のように法的な契約に高められていなくても、
約束は約束することで相手に期待を生じさせる。
その期待を一方的に破棄することはやはり裏切りである。
事情の変更によりやむをえず
約束を破らざるを得ないなら、
少なくとも
約束の相手にその事情を説明して了解を求める義務があるだろう。
それが誠実さというものだ。
いま小泉が指導している外交は
国内の感情に合致しているならば、
自分を支える人気を増すためならば、
なんでもやっていいという極めて不誠実なものだ。
相手が拉致というひどいことをしたならば何でもしていいということなら、
北朝鮮も日本が強制連行というひどいことをしたから
拉致というひどいことをしてもいいということになろう。
私は拉致の被害者たちを北朝鮮に返せと言っているのではない。
不誠実な態度は外交交渉を難しくすると言いたいのだ。


★小泉劇場政治
2003年9月24日

小泉首相は今度の内閣を改革推進内閣だという。
若手の男性や女性を並べて何が改革推進か。
改革を本気で推進するなら、党の実力者や重鎮を並べて
力を結集すべきなのだ。
亀井静香代議士は「小泉政治があと3年続いたら日本は終わってしまう」とまで言った。
本当にそう思っているのなら、政治生命を賭けて、
自民党を飛び出ても小泉首相を打倒すべきはずだ。
総裁戦が終われば仲良く協力なんてことはできないばずだ。
古賀元幹事長が「悪役を演じる」とテレビで言っているのを見た。
これが本音なのだろう。
彼らが悪役を演じるのは善玉を引き立たせるためであり、
善玉に反対する人も自民党に引きつける為なのである。
首相は耳に心地の良いキュッチフレーズを並べて国民を酔わせる。
内閣は若手の男性や女性が並んで改革のポーズを取り、
人気を集めようとする。
党内では善玉と悪役が対立を演じて、
善玉の人気を盛り立てる。自民党の人気を盛り上げる。
政権を守り、政権政党自民党を守るために
改革のポーズを取るだけの一座。
それが小泉内閣だ。
自民党が党内に対立を抱えているので一致団結した政策を打ち出せないために、
政策よりも人気が優先する政治を行って、
改革のポーズを取って人気を獲得し、政権を維持するための内閣なのだ。
国民が本当の改革を望むのなら、
小泉首相の首を取らねばならない。
小泉首相は改革の芽が出たといって騒いでいるが、
単に景気変動の、景気循環の、波が来ているに過ぎない。
小泉内閣の改革はポーズに過ぎない。
真に改革を望む人は小泉内閣に反対すべきなのだ。
そして、有事法制などでタカ派的ポーズを取っているが
実質は対米協力のためであり、対米従属のためであり、
民族の独立・自尊のためではない。
そしてタカ派的ポーズを取ることで、自衛隊の歓心を買い、
我々の保守の立場からの革命を防止することが何よりの目的だ。
真の保守派は小泉内閣に反対すべきなのだ。
改革派も保守派も支持する小泉首相の国民的人気は
国民が騙された結果に過ぎないのだ。
改革派も保守派も目覚めて、
一致協力して小泉内閣を打倒すべきだ。


★★★★
断言する。
人類の幸福のためには
我々が主張する新経済システムが導入されなければならない。
そして、いま新経済システムを導入すれば、
激痛を伴わずに
日本経済を再生させることができる。
その激痛をともなう竹中経済金融担当大臣の金融改革案が骨抜きになった。
原案通りに決定され、実行されたとしよう。
その激痛により
我々の主張が通りやすくなる可能性があった。
だから反対の声が高かったのだろう。
しかしこのままいっても将来の展望はない。
無くても済む激痛無しに日本人が覚醒することを望むばかりだ。



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