タマちゃんの幸せ
2003年4月26日


以前「想う会」がタマちゃんを捕獲しようとした時、
他のサイトの掲示板に次のような意見を発表しました。


タマちゃんを捕獲しようとする米環境団体と「想う会」の作戦が
抜き打ち的に強行されたが失敗に終わったようだ。
タマちゃんを静かに優しく見守ることは断じて人間のエゴではない。
タマちゃんは自分の意思で横浜にやってきたのであり、
その意思を尊重して静かに優しく見守ることがどうして人間のエゴなのか。
保護する必要があるとすれば、タマちゃんが衰弱するような場合だが、
そんな徴候はない。
タマちゃんの生息地は現在、横浜だ。
動物は人間の決めたところ以外には自由に移動できないのか。
人間の決めた生息地に住まない動物はすべて
人間の決めた生息地に送還しなければならないのか。
川底を河川状況を調べるためと目的を偽って
問答無用で捕獲する人間の方がエゴの固まりではないか。
動物保護といいながら安楽に暮らしている動物にストレスを加えることが、
動物保護団体のすることか。



しかし、いま埼玉県に現れたタマちゃんの姿を見て、
次のようなことに思い至り反省しました。
他の場所に現れたアザラシが自然に帰っていったことから、
タマちゃんは帰ろうと思えば自由に故郷に帰ることができ、
帰りたくなれば自然に帰って行くので、それまで見守っていれば良いと
思っていましたが、今の姿を見ると
深い東京湾から故郷に帰ることが難しいことも考えられるのではと思います。
また、私は動物学者ではないので、正確な所は分かりませんが、タマちゃんたちは
群で居ることを好むのか、それともいつまでも単独でも平気なのかと。
そして、これは多分確実なことなのでしょう。
タマちゃんが繁殖可能な年齢ならやはり繁殖したいでしょうから
繁殖期には仲間の所に居るのが幸せなのではないかと。
したがって、タマちゃんにとり最も良い時期にタマちゃんに対して最も優しい方法で
人間の手で仲間の居る故郷へ帰すことが考えられても良いのではと。
以前の私の意見に影響力があったのなら、
タマちゃんに関係する方、
タマちゃんに関心を持つ方は、
以上のようなことも考慮されることを御願い致します。




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