ストラディバリウスの作り方
2013年11月11日

先日、NHKスペシャル「至高のバイオリン ストラディバリウス」の放送があった。
それを見て
バイオリン製作者の窪田博和氏は
どこを叩いてもバイオリンの板の音の高さが揃うようにして、
優れたバイオリンを製作していると知った。
また、
放射線科医スティーブ・サー氏、バイオリン製作者ジョン・ワドル氏が
ストラドをCTスキャンすることにより
弓からのエネルギーが最も効率よくボディに伝わる構造を発見したことを知った。
それらの知識を得て、いろいろ考えた結果、
ストラド(ストラディバリウス)に匹敵するバイオリンを作る方法に思い至った。
私が思いついたのは、
窪田博和氏の「どこを叩いても音の高さが揃う板」を用いて、
スティーブ・サー氏、ジョン・ワドル氏が発見した
弓からのエネルギーが最も効率よくボディに伝わる構造のバイオリンを
製作してみてはどうかということだ。
すなわち、
窪田博和氏製作の「どこを叩いても音の高さが揃う板」を用いて、
表板は弓の振動を伝える駒のところで板の重さが二分されるようにし、
裏板は魂柱の中心を通る線で重さが二分されるようにし、
しかも、魂柱の中心を通る線で内部の容積が二分されるようにするのである。
加えて、板の材料はストラドのように
年輪の幅が狭く揃っていて振動が伝わりやすい木を用いるのである。
こうすると、
「どこを叩いても音の高さが揃う板」を用いるという条件がつくので、
当然、サイズはストラドのコピーとはならないだろうが、
ストラドと同じ音の指向性と振動の特性を持つようになり、
ストラドに匹敵する音色を出すのではないかと考えている。
私はストラドに匹敵するバイオリンが
すべての才能あるバイオリニストに与えられることを願っている。




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