★2002年読書感想


☆ようやく塩野七生氏のローマ人の物語10巻、
「すべての道はローマへ通ず」を読むことができました。
ローマ帝国が存続し得たのは
公の領域を維持しようとする堅い意志を持った人々が存在し、
現実に維持してきたからこそだということが分かりました。
将来、宇宙海軍、宇宙陸軍を建軍するときには
星間の公の領域を維持する堅い意志を持った
志高い人々の集団にしたいと考えます。


☆成熟する江戸
18世紀の政治史が抜け落ちてしまったのは残念です。


☆竜馬がゆく
入院していたときに読みました。
勇気が出ました。


☆百器徒然草-雨 『鳴釜』の章
主犯、櫻井の結婚式でのカマ騒動は本当に笑えた。
しかしここで言及される「男らしさ」と我々の主張するそれとは
まったく別のものであることは言うまでもない。



☆「大東亜」戦争を知っていますか
一般論としてサヨクの立場から反戦を述べているが、その主張は脆弱で
具体論としての戦争の記述は正確であるがゆえに反戦論を支えきれず、
大東亜戦争の実態を知る参考となる。


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