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国号「日本」の意味

2001年2月1日


………
「この国号は、西郷信綱氏や吉田孝氏の指摘するとおり、太陽神信仰、東の方向をよしとする志向を背景としており、中国大陸の大帝国を強烈に意識した国号であることは間違いない。「日本」は「日の本」、東の日の出るところ「日出づる処」を意味しているが、いうまでもなくそれは西の中国大陸に対してのことであり、ハワイから見れば日本列島は「日没する処」に当ることになる。
 ここからこの国号については、平安時代から疑問が発せられており、承平六(九三六)年の『日本書紀』の講義(『日本書記私記』)において、参議紀淑光が「倭国」を「日本」といった理由を質問したのに対し、講師は『隋書』東夷伝「日出づる処の天子」を引いて、日の出るところの意と「日本」の説明をしたところ、淑光はふたたぴ質問し、たしかに「倭国」は大唐の東にあり、日の出る方角にあるが、この国にいて見ると、太陽は国の中からは出ないではないか、それなのになぜ「日出づる国」というのかと尋ねている。これに対し、講師は、唐から見て日の出る東の方角だから「日本」というのだと答えているが、岩橋小弥太氏も「よほど頭の善い人だった」と評しているように、この淑光の質問はみごとにこの国号の本質を衝いているといってよい。
 このように、この国号は「日本」ちという文字に即してみれば、けっして特定の地名でも、王朝の創始者の姓でもなく、東の方向をさす意味であり、しかも中国大陸に視点を置いた国名であることは間違いない。そこに、中国大陸の大帝国を強く意識しつつ、自らを小帝国として対抗しようとしたヤマトの支配者の姿勢をよく、うかがうことができるが、反面、それは唐帝国にとらわれた国号であり、真の意味で自らの足で立った自立とはいい難いともいうことができる。」………
(『「日本」とはなにか』日本の歴史00巻、網野善彦著、講談社刊より)

確かに、「日本」には大陸を意識して東の方という含意があり、そう考えると網野氏の指摘する難点が生じる。
そこで、太陽神信仰に立ち返り、「日本」という国号を次のように解釈したい。

太陽と青空の写真 日本とは日の神の本国(ほんごく)、
または、日の光の本(もと)の国という意味である。








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